文献詳細
文献概要
1ページの知識 病理
2,3の特殊染色,封入
著者: 和田昭1
所属機関: 1大阪府立成人病センター病理検査科
ページ範囲:P.1457 - P.1457
文献購入ページに移動1.炭水化物の染色
組織化学的に証明可能な炭水化物のおもなものは糖原と粘液質である.単糖類や寡糖類はタンパク質あるいは脂肪と結合していなければ,組織切片の作製中に溶出してしまって検出は困難であり,したがってこの方面の研究はもっぱら多糖類がその対称になってきている.以下2,3よく用いられる染色法について述べる.
組織化学的に証明可能な炭水化物のおもなものは糖原と粘液質である.単糖類や寡糖類はタンパク質あるいは脂肪と結合していなければ,組織切片の作製中に溶出してしまって検出は困難であり,したがってこの方面の研究はもっぱら多糖類がその対称になってきている.以下2,3よく用いられる染色法について述べる.
掲載誌情報