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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻13号

1970年12月発行

私のくふう

スパイロメータのベル洗い出しの検討

著者: 上野久子1 菊地智子1 国司健1 江部充1

所属機関: 1虎の門病院臨床生理検査部

ページ範囲:P.1461 - P.1461

文献概要

 スパイロメータの回路での気流抵抗を小さくするために,CO2吸収剤を用いないでスパイロメータを行なう.この場合,ベルを含む回路にCO2が蓄積し,それが過剰換気を引き起こす原因となり,安静換気,呼吸基準位などが影響を受けることが考えられる.したがって検査中にたびたびベルを上下して,新鮮な空気でベル内をよく洗わないといけないとされている.
 われわれはV.C.,F.E.V.,M.V.V.について,各1回の測定実施後のベルを含む回路のCO2濃度を測定し,ベル内空気の清浄化のためのベルの上下運動の効果を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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