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1ページの知識 生化学
界面活性剤について
著者: 降矢熒1
所属機関: 1東女医大・生化学
ページ範囲:P.159 - P.159
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界面活性剤(surface active agent)は広い意味ではあらゆる界面,すなわち固体と固体,固体と液体,固体と気体,液体と液体,液体と気体間の界面に吸着されて一定の方向にその分子が配列し,その結果種々の有用な作用を現わすものであり,たとえばガラス器具類の洗浄とか手指の消毒洗浄に用いられたりする.
界面活性剤の1個の分子の中には,無極性で有機溶媒に溶け水には溶けにくい疎水性原子団と,強い極性を持ち水に溶けてイオンに解離する親水性原子団とがあり,その両原子団の間に適当なバランスが保たれることにより,はじめて良好な界面活性を示すのである.
界面活性剤(surface active agent)は広い意味ではあらゆる界面,すなわち固体と固体,固体と液体,固体と気体,液体と液体,液体と気体間の界面に吸着されて一定の方向にその分子が配列し,その結果種々の有用な作用を現わすものであり,たとえばガラス器具類の洗浄とか手指の消毒洗浄に用いられたりする.
界面活性剤の1個の分子の中には,無極性で有機溶媒に溶け水には溶けにくい疎水性原子団と,強い極性を持ち水に溶けてイオンに解離する親水性原子団とがあり,その両原子団の間に適当なバランスが保たれることにより,はじめて良好な界面活性を示すのである.
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