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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻2号

1970年02月発行

文献概要

1ページの知識 血液

血球の算定について

著者: 糸賀敬1

所属機関: 1長崎大・中検

ページ範囲:P.160 - P.160

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赤血球・白血球数算定の手順
1)完全に乾燥した赤・白血球用メランジュールの吸い口側にゴム管をつなぐ.2本連続すると作業がしやすい.
2)抗凝固剤を加えた静脈血を検査する場合には,びんをよく回すようにして混和し,赤血球の場合にはメランジュールの0.5目盛りまで,白血球の場合には1目盛りまで正確に吸引し,メランジュール先端に付着している血液をガーゼでふきとったのち,球部に空気の泡を作らないように,赤血球の場合にはHayem液を101目盛りまで,白血球の場合にはTurk液を11目盛りまで吸いたす.なお,0.5あるいは1目盛りまで正確に採取するためのコツとして,それらの線より少しオーバーする程度吸い込み,示指頭をメランジュールの先端に当てて,ずらしながらメランジュール毛細管内の血液をぬぐいとるように操作すると,比較的容易に,正確に線と合わすことができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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