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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻2号

1970年02月発行

文献概要

学会印象記

電気泳動学会創立20周年記念大会—感銘深いDr.TiseliusとDr.Peetersの講演

著者: 川村皓子1

所属機関: 1慶大中検臨床化学検査室

ページ範囲:P.167 - P.167

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 本大会は,10月1日より3日まで,東京,新宿の野口英世記念会館を会場として開催された.3日間に発表された演題は42の多きを数え,第1日は午前9時から"髄液内免疫グロブリン定量法に関する検討""免疫拡散板を用いたヒト血清タンパク分画の定量値について"など主として免疫に関する発表があった.
 午後はまず,第8回泳動学会賞の受賞式があり,電気泳動法の発展に寄与され,すぐれた血漿タンパクの研究を続けておられる河合忠氏に対して賞状と記念楯がおくられた.受賞講演"M—タンパク血症"で河合氏は,個個の臨床例について詳細なデータを示し,M—タンパクについて独自の分類を加えながら講演されたが,その内容はたいへん興味あるものだった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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