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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻2号

1970年02月発行

文献概要

研究

比濁法によるβ-リポタンパクの簡易測定法について

著者: 高橋みよ子1 伏見妙子1 四宮正1 坂井精一1 堀川禮生1

所属機関: 1札幌第一病院臨床検査科

ページ範囲:P.185 - P.187

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 血清中における脂質は,そのほとんどがタンパクと結合し,いわゆるリポタンパクとして存在しているといわれる.このリポタンパクのうち,低密度リポタンパクであるβ-リポタンパクが動脈硬化症などに関与し,脂質代謝異常に重要な役割を持つことが明らかにされている.
 このβ-リポタンパクの検査方法は種々あるが,現在,免疫学的方法が日常検査として,広く用いられている.このたび,私たちは混濁沈殿法を利用した比濁によるβ-リポタンパクの簡易測定を,コーワβ-リポテスターによって検討を試みたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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