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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査14巻4号

1970年04月発行

雑誌目次

カラーグラフ

pHによる染色性のちがい

相賀 静子

pp.318-319

 血液塗抹標本の染色とその仕上がりは,染色液(緩衝液)や水染に使う水のpHによってずいぶん変わってくる.だいたい,ギムザ染色にしてもライト染色にしても,至適pHから酸性に傾くほど仕あがりは赤く,アルカリ性に傾くほど青味を帯びてくる.以下,写真は染色時のpHをいろいろと変えたときの所見を示したものである.染色以前に,ガラスの清浄なこと,未染標本を個定しないまま湿度の高いところに放置しない,などは血液形態観察の基本であり注意したい(顕微鏡倍率はすべて700×).

グラフ

病理組織のための電顕試料作製法Ⅰ—固定と包埋

三友 善夫 , 宮本 博泰

pp.321-328

 1932年に,電子顕微鏡がはじめて製作され,さらに1940年ごろから実用化への研究が進み,1948年にPcase&Bakerにより生物組織の観察が試みられ,その後,固定,脱水,包埋,超薄切の方法が開発され,医学生物学的試料作製法の基磯的技術が確立された.電顕も細包組織観察の重要な手段として,しだいに病理学の分野にも導入されて,病変発生の場としての細胞組織の微細構造の観察はもとより,微細構造レベルでの病変の把握に応用ざれている.電顕試料作製の技術は,従来の光顕試料作製と原理的には同じであるが,真空下で観察される電顕材料は光顕材料に比して試料が非常に薄く(0.1μ以下)小さいために,病変部位の選択把握ならびに,artefactと病変像の区別などの一般的生物試料とは異なる特異的な注意が必要である.光顕レベルで行なわれているオートラジオグラフィーや組織細胞化学的方法,螢光抗体法も電顕レベルでい可能である.病理組織の材料が反復再現を許さないものであれば,機に臨み,有用な試料作製を正確に行ない,疾患概念や本態の不詳な疾患の解明に役だてたい.日常病理組織の観察に用いられる最も一般的な方法を紹介する(薄切〜染色は次号う.カット写真はウイルス性心弁膜炎(矢印がウイルス).

生化学検査と水の管理

小野 弘毅

pp.367-374

はじめに

 一般に言われる"純水"とは,"不純物を取り除いた水"のことであるが,完全に水から不純物を取り去ることは不可能に近い,したがって単に純水といっても,種種の精製段階のものがあるわけで,最近では"精製水"(Purified water)という語を用いて完全に純粋な水(純水,すなわち化学種としてのH2O)と区別している.

 ふつう,固体の試薬は水に溶解し,水溶液として用い,液体の試薬も稀釈して用いることが多い.したがって溶媒,稀釈剤としての水は,なるべく純粋なものでなければならない.生化学検査室においても,井戸水や水道水をそのまま使用できることは少ない.検査室では取り扱う検査項目が多く,不純物質が反応系に及ぼす影響が一様でないので,個々の検査に応じて,不純物の許容量,すなわちどの程度の純度が要求されるかを知ったうえで検査にかかる必要がある.

抗原抗体反応・4

抗原抗体反応の最適比

松橋 直

pp.330-331

 抗原と抗体は,前に述べたようなしくみで結合すると考えられている.そして,抗原がタンパク質のような分子で溶解性であるときは,抗原抗体反応の結果,沈降物ができる.日常検査でみなれているものでは,CRP検査がその代表的なものである。抗原がもっと大きく粒子状のものであると,この場合は,抗原抗体反応の結果,凝集塊ができる.日常検査で経験するのは,ABO型の血液型検査やWidal反応などである.したがって,沈降反応も凝集反応も本質的には同じものであると老えられている.

 たとえば,ウイルス粒子が対応する抗体との間に作る沈降物を電子顕微鏡で観察すると,ちょうど赤血球が凝集したような像がみられる.もっともこの場合は,特殊な染色法(negative staining)によれば,1個のウイルス粒子に,抗体は片側の結合基で結合し,他方の結合基で別のウイルス粒子と結合して,抗体が2個のウイルス粒子の間を橋渡ししていることがわかる.同じような反応が次から次へと起こり,肉眼でもわかるような沈降物ができるのである.

ノモグラム・4

クリアランスにおける尿量補正ノモグラム

斎藤 正行

pp.333

 尿量はほぼ体表面積に比例する.したがって前および次号の腎クリアランスノモグラムに代入する1分間尿量は,厳格には被検者の体表面積で補正したものであることが正しい.25歳以上の成人ではこれを省略しても大した誤差はないが,体格変動の大きい小児では必ず補正したものを代入すべきである.

 求めかた患者の年齢に相当する軸の左側に患者の身長を代入すると,その右側に補正係数(1.48/A)が求められ,これを1分間尿量に乗ずる.

検査室の便利表・4

飽和蒸気の圧力—温度変換図

北村 清吉

pp.335

使い方温度軸に三角定規(直角の部分)を当てて,平行移動した線上の交差部位がそれぞれの名称による単位の圧力数を示している.

注意点圧力単位のうち右側( )は標準大気圧,あるいはそれに近い圧力単位を0とみなしたときの数値で,いわゆる大気圧との差として,日常使用ざれている単位を示している.

総説

食中毒

辺野喜 正夫

pp.337-342

 食中毒は夏季のものという通説は消えつつある.生活水準の向上に伴う食生活の多様化,食品の大量生産と集団給食の増加などが季節感をなくし,食中毒を通年のものとしつつある。発生原因の約4割が不明といわれるわが国の食中毒—その最近の傾向,特に細菌性食中毒について解説する.

技術解説

微量の試料中の乳酸脱水素酵素(LDH)検査法

鈴木 貫太郎

pp.343-347

 血清中の酵素を生化学的に検査することによって,臨床的診断を行なうことが最近とみに盛んになってきた.これは酵素化学の進歩に伴い,いろいろな酵素の活性値と疾患との関係,疾患によるアイソザイムパターンの変化などが見いだされたことにより,臨床へ応用されるようになったためである.

 特に乳酸脱水素酵素(LDH)は心臓疾患や肝臓に障害があるときなどの場合,血清中の酵素活性値が変動するのみならず,アイソザイムパターンが変わることによって診断に非常に有用なことから,多くの臨床検査室において検査が行なわれている.このためにLDHの臨床診断用の試薬としていろいろなキットが販売されているが,ここに紹介する方法は,従来の諸方法より微量の試量中のLDH活性値測定および,アイソザイムパターンを知ることができるものである,すなわちこの方法によれば,LDH活性は血清の場合は0.2μl,アイソザイムの分離測定にはセルロースアセテート膜法では2μl,デンプンを用いた場合は15μ1以下の血清で十分である.生検材料の場合は粘膜などでは1×1mmの大きさで,5μの厚さの切片中のLDH活性を測ることができ,アイソザイムパターンは厚さ20μの切片3-5枚で十分知ることができる。臨床検査に用いられる試料の量は,少なければ少ないほど患者にとって望ましいことであって,治療の経過に伴い継続して検査を行なうときなどこの方法は有用である.

ペテヒオメーターの使用法と成績

岡本 緩子

pp.348-352

 皮膚毛細血管の広い意味での透過性は,厳密にはすでにStefanini-Dameshekが記載しているように,血管透過性(狭義) Permeabilty (液性成分の透過性)と(赤血球の血管壁通過性)血管脆弱性(Fragility)として区別すべきものである。しかし,一般に血管抵抗検査といえば後者,すなわち細血管の脆弱性を測定する検査という意味で用いられている。

 一方,出血性素因といわれるものには自発性出血と外傷性出血時の止血不良とがあるが,特に前者の場合に血管の強さが問題となる.この血管の強さには血漿成分および栓球が密接な関連をもっているので,自発性出血者に対しては,一応,栓球数と,その機能ならびに凝固機構検査を行ない,それらに異常を認めなければ血管性の出血素因を疑い,血管抵抗検査を試みるのがたてまえである.

臨床検査の問題点.16

ABO式血液型判定—どうしたらミスをなくせるか

中嶋 八良 , 中野 和子

pp.354-359

 交通災害の急増は,輸血の需要をますます高めつつある.適応する血液を正しく,早く判定するためのABO式血液型判定は,その重要性の割には,検査法があまり顧みられてない.ここでは,特に新人の技師が誤りやすい点をあげ,どうしたらミスを防げるか検討してみよう.

主要疾患と臨床検査・16

皮膚疾患と臨床検査

野原 望

pp.360-365

 皮膚疾患の診断には,視診による皮膚病変(発診)の観察が最も重要である.つまり皮膚科診断学は,その基礎を発疹の形態学的分類においており,したがって,そこでは豊富な経験によってつちかわれた鋭い観察眼がまずものをいうが,もちろん,それだけですべてこと足りるわけではない.なぜならば,ときには型どおりでない特異な病像が現われてくることもあり,あるいはまたもっとたいせつなこととして,同じ形態的変化が全く異なった種々の原因によって生じたり,またその逆に同じ原因から種々の異なった病像を生じたりすることがしばしばあるから,鑑別診断や病因の追求,病態の本質の究明のためには,どうしても患者の状態を客観的に認識する手段としての臨床検査が必要なものとなってくる.

1ページの知識 生化学

よう素−125

松村 義寛

pp.375

 ラジオアイソトープはきわめて微量のものでも検出できるので,ラジオアイソトープで標識された化合物も,そのきわめて微量のものが測定できることになる.他方,抗原抗体反応は特異性が高く,特定の抗原—抗体の組み合わせの場合にのみ沈降反応が成立するが,この両者の組み合わせによって,ラジオイムノアッセイという微量分析法が発展してきた.

 抗原性を有する物質の多くはタンパクであり,タンパク中のチロジン基はよう素と容易に反応するので,よう素のラジオアイソトープを用いて標識することができる.

1ページの知識 血液

ヘマトクリット値の測定

糸賀 敬

pp.376

 ヘマトクリット(以下Htと略)とは,血液中の赤血球容積が占める割合を%値で表現したもので,ウイントローブ(Wintrobe)管を用いるウイントローブ法と,毛細管を用いる高速遠心法(ミクロヘマトクリット法)とがある。また,赤血球容積の違いで,電気伝導度に差ができる点を測定に利用した,電子ミクロヘマトクリット測定器械も市販されている.

1ページの知識 血清

母子免疫の周辺

水谷 昭夫

pp.377

T.Smithの実験

 母子血液型不適合妊娠(不適合妊娠)の成立機転やその諸検査については,すでに多くの出版物が述べているところであるので,その記述は省略する.

 検査の結果から,不適合妊娠が明らかになった場合の処置には,分娩前に行なわれるものと分娩後のものがある.子宮内輸血は,分娩前に行なわれる処置のひとつである.

1ページの知識 細菌

感受性検査

土屋 俊夫

pp.378

1.抗菌性の有無

 薬剤が感染微生物に直接作用して,感染症を治療する方法を化学療法といい,この目的に用いられる化学物質を化学療法剤という.化学療法剤の作用は病原微生物の特殊な代謝系に干渉して,微生物の分裂増殖を阻害し,静菌的あるいは殺菌的に働く.抗生物質とは生物が産生する物質で,上記の作用を有するものをいう.

 それぞれ抗生剤は,病原体に対する感受性を異にするのが普通である.各抗生剤について,抗菌効果のある菌種とない菌種とに分類したものを抗菌スペクトルといい,薬剤の適応を決めるうえに重要な意味がある.化学療法を行なう場合には,その疾患の病原体を分離し,その病原体に最も適した化定療法剤を選び,合理的な治療を行なうことが必要である.このように,ある病原体に対して薬剤の抗菌性の有無を調べることを感受性検査という.一般に感受性検査のおもな目的は3つに分けられる.

1ページの知識 病理

固定と脱水

和田 昭

pp.379

固定—目的にあった固定液を

 固定液の種類とか固定の機序については,本誌においてもすでに何回か述べられているので,ここでは固定および脱水に関して実際上注意すべき点について述べてみよう.

 組織を固定するときにたいせつなことは,まず何を検索するかということによって,選ぶべき固定液が異なってくるということである.ふつう最もよく用いられるのは,申すまでもなく10%ホルマリンであるが.たとえば糖原のように,水に溶けやすいものはこのような水溶液は不可のため,水分を欠くアルコールを用いる必要があり,逆に脂脂滴を検索するためには,アルコールやアセトンなどでは溶けてしまうため,ホルマリン水溶液でよいというようなことである.

1ページの知識 生理

—正常波形や記録のなりたちと生理的基礎知識・2—色素稀釈法—稀釈曲線の記録と臨床的意義

渡部 哲也

pp.380

 色素稀釈法は血流量の測定を目的とし,心拍出量のほか短絡,逆流など異常血液の定量にも用いられる.測定原理は,血流中に注入した色素(インドシアニングリーンなど)の稀釈状態が,流れの形と大きさにより異なることを利用するものである.この稀釈状態をとらえるために,色素濃度を縦軸,時間を横軸とする"色素稀釈曲線"を記録する.

1ページの知識 寄生虫・原虫

寄生虫の検査(4)—特殊検査法

久津見 晴彦

pp.381

 今回は糞便検査によらない寄生虫症の診断法について説明するが,あとに述べるように,人体内に寄生虫が存在しても虫卵が検出されない場合もあるので注意を要する.なおマラリア,トリパノソーマ,リーシュマニアなどの住血性原虫の検査は,ふつうの血液塗抹標本で行なわれるので詳しい説明は省略した.

私のくふう賞に入選して

刺通失敗が生んだアイディア

初野 紀夫

pp.383

 われわれ検査技師が守備します衛生実験は非常に広範囲なものですから,動物実験についてはややなじみが薄い方もおられるかと思いますが,"知る人ぞ,知る"でこれがまた,苦労の少なくない分野であります.

 近年,化学物質などの生物学的検討への要求度が高まっていますおり,合理的に,能率よくこれを"こなす"ことがぜひとも必要な現状です.

論壇

衛生検査技師学校の現状と将来

木村 貞夫

pp.384-385

 衛生検査技師学校のいろいろの問題点については,3年制の問題をはじめとし,病院実習のあり方などについて種々議論がなされている.

 筆者も衛生検査技師の教育にたずさわる者として,いくつかの意見をもっているが,ここにそのうちのいくつかについて考えてみたい.

パネルディスカッション

自治体病院検査科の機構と運営Ⅰ—第8回全国自治体病院学会臨床検査部会より

鳥海 純 , 富田 重良 , 志津 巧 , 岡治 義彦 , 井上 明弘 , 柴田 進 , 諸橋 芳夫 , 田中 英 , 江波戸 俊弥

pp.386-394

 全国自治体病院協議会では,年1回の総会を持ち各部会ごとに研さん・討論の場を持っている.このパネルでは,病院の規模に応じた検査科が,どのような機構のもとにどのように運営されているかを規模別の病院に発表していただき,また柴田進教授にその批判と将来の指針をうかがう.これは,本協議会が都道府県立の大病院から,町村立のきわめて小さな病院を包括しているという特色を生かしたものである.

病院実習の実際と心構え—実習生のために

藤沢 武吉 , 小林 一二美

pp.395-397

まえおき

 日進月歩の医療界にあって,臨床検査の部門もまた急速に進歩発展につつある.ひとつひとつの臨床検査が患者の生命と直結し,医師の診療の手段としていかに重要なものであるか,検査技師として医学技術を行なうものの使命と態度については,医学技術者たるを志して以来,さまざまな機会に学び,すでに各人各様のものになっていると思う.

 臨床検査業務に従事るすものには,正しい知識と正確な技術が要求される.これらを修得するためには医療の場である病院の検査室で,実際に患者の検体に手をふれて実習することによって,より効果的に修得できるものと考えている.

研究

TAテストキットを利用した抗サイログロブリン抗体価測定法

荒木 信 , 西山 勝行 , 岡崎 洋子

pp.398-400

 1956年Witebskyらにより,慢性甲状腺炎患者の血清中に抗サイログロブリン抗体の存在することが証明された.現在では臨床的に簡便なTAテスト(Hyland社)が使用されることが多い.

 われわれも3年来TAテストを使用してきているが,その実施上,特に成積判定がガラス板上で凝集を観察することであるために,ときに判定に苦しむことがある.われわれがTAテスト陽性と判定したほとんどの症例において,タンニン酸処理赤血球凝集反応(TRC)の結果を調べてみると,104以上の抗体価を証明している.

胃管法とガストロテストとの不一致例の解析

佐藤 乙一 , 星野 辰雄 , 西 照秋 , 滝沢 亮

pp.401-404

まえがき

 衛生検査の発達は試薬・培地類の既製化,ディスポーザブル器具の採用による業務の迅速化と人権費の節約による合理化のほかに,簡易化という要素が重要視され,さらに微量化の概念もはいって,ますます激しい発展ぶりを示している.

 ガストロテストも以上のような考え方のうえにたって製品化されたもので,従来から行なわれていたカッチュ,カルクの胃管法による胃液中の酸度測定に替わるものとして一般の注目を集めてきた.

新しいキットの紹介

Rheumatoid Arthritis testとしてのイオン交換樹脂を用いた興和RA Testについて

小林 稔 , 金山 昭平 , 三島 夫美子 , 飯田 治

pp.405-412

はじめに

 慢性関節リウマチ(以下RAと略称する)患者血清中の,リウマチ因子(以下RFと略称する)の検索としてのRA—テストについてはすでに多くの文献があり,臨床検査として知明のものの1つである.一方,ある種のイオン交換樹脂がタンパクをよく吸着することから,微細化されたイオン交換樹脂に変性γ—グロブリンを吸着させ,均一で微細な凝集塊を明確に認めることができるばかりでなく,溶血剤を加え直接血液を用いても,血清におけると同様の反応を観察できる試薬が考察されたので,その成績を報告し,従来より使用中の同種のものとの比較を行なった.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

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今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

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今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

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今月の特集2 キャリアデザイン

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

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今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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