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1ページの知識 血清
マクロファージ
著者: 水谷昭夫1
所属機関: 1京府医大臨床検査部
ページ範囲:P.477 - P.477
文献購入ページに移動 抗体産生の機構に関しては,従来諸家によるさまざまの学説があり,その真相についてはいまだ明らかでない.
Burnet一派を旗がしらとするいわゆるクローン選択説(clonal selection theory)と,PaulingやHaurowitzの名前と結びついたタンパク質化学を土台とした抗原指令説(instructive theory)との間の論争が,活発に展開されているようにみうけられるが,われわれはこれらの問題に対する早急な結論を求めることにのみ目をうばわれてはならない.
Burnet一派を旗がしらとするいわゆるクローン選択説(clonal selection theory)と,PaulingやHaurowitzの名前と結びついたタンパク質化学を土台とした抗原指令説(instructive theory)との間の論争が,活発に展開されているようにみうけられるが,われわれはこれらの問題に対する早急な結論を求めることにのみ目をうばわれてはならない.
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