文献詳細
文献概要
海外ニユース
Medical Laboratory Technicianの誕生—アメリカ
著者: 奥田稔1
所属機関: 1順大臨床病理
ページ範囲:P.483 - P.483
文献購入ページに移動 最近,検査技師の教育を将来いかにするべきかと題したシンポジウムがもたれ,各方面より多くの建設的意見が寄せられた.その際,米国における検査技師教育の現況について,改めて詳しい紹介および比較がなされている.
周知のように,米国の検査技師の主力は4年制の教育によるMedical Technologist(MT,ASCP)であり,わが国のそれとの相違が指摘されてきた.米国のMTははじめの3年間のカレッジ教育期間で必須課目である化学,生物学,数学(35semester hours)とオートメーション,コンピュータの普及に伴い選択課目として物理学,エレクトロニクスなどに重点のおかれた一般教養(55scmester hours)を修得する.最終学年ではaffiliateしたSchool of Medical Technologyで臨床検査を実習するのが,近年はこの期間もカリキュラムの編成などで,直接カレッジ側の指導を受けるようになり,卒業するとBachelor of Science(B. S.)の学位を取得する.
周知のように,米国の検査技師の主力は4年制の教育によるMedical Technologist(MT,ASCP)であり,わが国のそれとの相違が指摘されてきた.米国のMTははじめの3年間のカレッジ教育期間で必須課目である化学,生物学,数学(35semester hours)とオートメーション,コンピュータの普及に伴い選択課目として物理学,エレクトロニクスなどに重点のおかれた一般教養(55scmester hours)を修得する.最終学年ではaffiliateしたSchool of Medical Technologyで臨床検査を実習するのが,近年はこの期間もカリキュラムの編成などで,直接カレッジ側の指導を受けるようになり,卒業するとBachelor of Science(B. S.)の学位を取得する.
掲載誌情報