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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻5号

1970年05月発行

文献概要

研究

感受性ディスク法に関する実験的検討

著者: 吉沢一太12

所属機関: 1関東中央病院検査科 2昭和薬科大微生物学教室

ページ範囲:P.507 - P.510

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まえがき
 感染症の診療に際し化学療法剤の選択,臨床効果の予測を行なう場合,分離菌の感受性検査が重要となる.感受性検査法には稀釈法とディスク法があるが,簡易と迅速を目的とした感受性ディスク法は,臨床検査にとって欠かすことのできない検査の1つとなっている.
 しかし,ディスク法はあくまで簡易を主体としているので,すでに多くの報告があるが1-6),なお実施面において問題となる点が数多く存在している.今回,著者は検査室の立場で,これらの問題点について検討し,一応の結果が得られたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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