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文献詳細

雑誌文献

臨床検査14巻8号

1970年08月発行

文献概要

技術解説

白血球の遊走テスト

著者: 田村宏1

所属機関: 1大阪府立成人病センター消化器科

ページ範囲:P.762 - P.766

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 白血球の遊走テストは,白血球の機能検査法のうち最も重要で基本的なものである.通常,血液その他白血球浮遊液より,おおい—載せガラス標本を作って,そのガラス面上を自由に運動している白血球の単位時間(1分間,m)における平均遊走速度(μ/m)を測定する.比較的簡易な検査法で,決して複雑困難なものではないが,コンスタントな測定値を得るまでには,やはりかなりの習熟が必要である.
 以下,われわれの所で実施している手技の概略について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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