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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査15巻11号

1971年11月発行

雑誌目次

カラーグラフ

風土病の検査(4)—マラリア原虫

沢田 滋正 , 鵜飼 新一郎

pp.1054-1055

 マラリアは現在,日本内地においては自然感染例をほとんどみない.その原虫はハマダラ蚊(Anopheles)を媒介として伝染し,ヒトの成熟赤血球に寄生する.原虫は,三日熱原虫,四日熱原虫,熱帯熱原虫の3つに分類され,それぞれ繁殖体として,幼若型,成熟型,分裂型の各段階を経て分裂し,一部は生殖体となる.繁殖体の発育に要する時間は,三日熱原虫で48時間,四日熱原虫で78時間,熱帯熱原虫で24-48時間であり,熱発作もこれに一致するが,熱帯地方における感染はほとんど混合感染で,典型的な熱型をみることは少ない.原虫を調べるには,一般に発熱発作の前後に耳朶より採血し,薄層標本および濃塗標本を作製し,ギムザまたはライト染色を行ない鏡検する.以下に掲げた原虫像は,インドネシア旅行中,罹患し,帰国後再発した例から得たものである.

グラフ

検診センター1PL東京健康管理センター/検診センター2愛知県総合保健センター

桂 戴作 , 菅沼 源二

pp.1057-1060

 PL東京健康管理センターは,自動化機器による,検査の自動化をはかるとともに,コンピュータによるデータ処理を行ない,経費の低下と時間の短縮とを可能にし,従来の人間ドックの内容を,一般大衆のものにしえたといえる.

 さらに,日増しに増加する社会的精神的ストレスの個人健康に及ぼす影響までも解析されており,それらが,会員制システムを採用することにより,半年ごと,年2回の検診を行なって,時間の経過とともに変る生体情報を観察しつづけ,個人健康の維持をはかろうとするものであり,より多くの人間の幸への奉仕に生きようと念ずるものである.

組織と病変の見方 肉眼像と組織像の対比—泌尿器とその病変(1)

金子 仁

pp.1061-1064

泌尿器の主なる臓器は腎と膀胱である.腎で尿を作り,尿管を通じて膀胱に達し,ここで貯えられ,尿道を通じて排泄される.

成人の正常腎は1個およそ130gくらい,楕円形で真中に凹みがあり,この部を腎門部という.ここから尿管,動脈,静脈が出入する.

寄生虫・原虫の生活環・5

蟯虫—Enterobius vermicularis

安羅岡 一男

pp.1066-1067

 寄生線虫類の生活環は,前号までの原虫類,吸虫類,条虫類などのそれに比べれば,中間宿主を必要としない比較的簡単なものが多い.しかし,例外的に複雑なものも2,3見られる.線虫類はその生活環の形式によって次の3群に大別することができる.

 第1群:生活環のほとんどを宿主体内で過ごし,卵の時期のみを外界で過ごす種類(例:回虫,蟯虫,鞭虫など)

ノモグラム・23

放射能測定の時間と精度

松村 義寛

pp.1069

 解説 放射能の測定にあたって計数時間をどのくらいにしたらよいかを求めるノモグラムである.A線(計数率)とC線(計数時間)とを直線で結び,その線がB線と交わる点の左側は0.9精度の計数誤差を,右側は0.95精度の計数誤差を与える.

 例 1250cpmのものを4分計測すれば,29cpmの誤差(0.9精度で)となる.1250±29cpmと書く.40分計測すれば,1250±9cpmとなる.

検査室の便利表・23

凝固機序と検査法

梅垣 健三

pp.1071

総説

発色基質—その沿革と将来

降矢 震

pp.1073-1079

 臨床検査室での酵素活性度の測定にも,いわゆる‘発色基質(Chromogenic Substrate)’が用いられている.その簡易にして正確なことから,今後もその利用が盛んになるように思われる.ここにその沿革とそれぞれの特徴について,狭いながら筆者の見聞と体験を記した.これが新しい基質の開発,将来の利用の拡大に何らかのお役にたてば幸いである.

技術解説

マラリア原虫と検出法

鵜飼 新一郎 , 沢田 滋正

pp.1080-1085

 日本内地におけるマラリアの確実な自然感染は,大鶴1)によると1959年滋賀県にみられた1例が最後であるという.したがってわれわれは一応本症とは無縁になったように思われるが,なおいまだに本症は麻薬常習者の間に潜在するといわれ,ほかにいわゆる輸入マラリアおよびそれに起因する輸血マラリアは,今後増加のきざしがある.

 最近経験した1例は20歳男子学生が,昨夏約1か月間インドネシアに旅行し,ジャカルタはじめ各地に滞在しており,バリー島において発病したもので,現地の医師より治療をうけた既往がある.その際の診断名は‘重い病気’ということで,患者はマラリアということを再発時まで知らなかった.帰国後発熱のため某病院に入院したが,マラリア原虫陰性のため腸チフスと臨床診定され,われわれが診療する結果となった.以下本症の病原を中心に寄生虫学的概要を記すこととした.

血液凝固検査の標準化

梅垣 健三

pp.1086-1091

はじめに

 1963年よりはじめられた‘本邦人の血友病並びに類縁疾患に関する研究’班の血友病診断に用いる凝血学的検査術式の標準化の試みがきっかけとなり,第12回日本臨床病理学会総会で‘血液凝固検査の標準化’がシンポジウムとして取り上げられ1-5),血液凝固の認識がしだいに深まってきたのと相まって,標準化された検査法の検査室への導入が年々増加してきた.また出血に関する検査はふるい分けとしてどの範囲に行なうのがよいかについても,正常止血機序より考えて血管系,血小板系および凝固系について少なくとも6項目を行なう必要があるとの考え方が理解され,浸透し,今日ではほぼ実施されていると思われる.

 これまで先天性凝固障害症は,凝血学的に凝固因子活性がないことで診断されてきたのであるが,血漿タンパクの分析の研究が進むに従って,分子生物学的観点よりながめられ,異常血色素症と同じように,分子構造上の異常によって発症することが報告されるようになってきた.すなわちDysfibrinogenemia,Dysprothrombinemiaであり,また血友病および類縁疾患についても凝固タンパクの構造異常によると思われる症例が凝固免疫学的に検討され,報告されている.

超音波診断の基礎(2)

畑 宏

pp.1092-1098

各科部位の診断

1.頭部(つづき)

3)脳腫瘍

私のくふう

遠心上清の簡易採量法

杉田 明義

pp.1098

 血清の除タンパクを必要とする検査では,遠心沈殿管内で除タンパクを行ない,遠心沈殿後,その上清を用いることが最近よく行なわれている.

 われわれもコレステロール,銅,尿酸などによくこの方法を用いているが,ミニペットに若干の改良を加えた器具により非常に簡便に,遠心沈殿後の上清を分離採取する方法を考案したので報告する.

学会印象記

第1回嫌気性菌検査技術セミナー—実り多かった1週間の研修

中沢 百合子

pp.1099

 8月1日から7日まで,岐阜大微生物学教室で,第1回嫌気性菌検査技術セミナーが開かれました.暑いさ中でしたが,1週間を楽しく有意義に過ごすことができ,指導の鈴木祥一郎・上野一恵両先生に感謝しております.

 東京で開かれた第1回嫌気性菌感染症研究会(2月)で,数々の演題を聞いたあとで感じたことは,嫌気性菌に関してもこれから研究するというのではなくて,すでに研究されてきているのだということ,また,10数年からのデータに加えて,それらに取り組んでおられる諸先生方をみて,検査室でも一刻も早く取り入れなければと思ったものです.そこで今回をよい機会として,特に無芽胞性嫌気性菌の同定のための基礎的な知識や技術を収得するため,参加しました.

臨床検査の問題点・34

ベンスジョーンズタンパクの見方

今村 幸雄 , 大島 寿美子

pp.1100-1105

 骨髄腫の診断に,尿中のベンスジョーンズタンパク(BJP)の検出が大きな材料となる.最近,特にその診断価値が注目されているが,性質・検出法は,検査室にはあまり知られていない.具体例を免疫電気泳動法にとりBJPの基礎から判定基準までを検討する.

(カットはクリオグロブリン:左は対照)

コンピュータの基礎知識・10

総合健診システム—東芝総合健診センター

山口 清士 , 玉虫 彰弘

pp.1106-1112

はじめに

 わが国では‘人間ドック’と呼ばれる,いわゆる成人病に対する早期発見を目的とする総合的な精密検診が,多くの病院に開設されている.しかし,受診者は2-6日程度の日数と高額の費用を必要とするほか,利用可能人数がベット数により制限され,受診者は年間数万程度であり,あまねく中高年齢層を対象とすることができない.

 これに対して,社会の急激な発展によって,健康に及ぼす悪影響が増大するとともに,医療に対する人々の欲求が高まり,この社会的ニーズにマッチした医療のシステム化,システム技術の活用の必要性が増しつつある.

RI検査の基礎・5

シンチレーション計数装置

吉川 春寿

pp.1113-1118

シンチレーション・カウンター

 シンチレーション・カウンターの主要部分はシンチレーター(scintillator)と称する螢光体と光電子増倍管(photomultiplier;略称ホトマル)とからなり,必要であれば前置増幅器をつけてひとまとめにし,ケーブルで計数装置につなぐようにしてある.

座談会

ヘルス・ケアー・システム—(Health Care System)

岩塚 徹 , 岩井 喜典 , 桂 戴作 , 寺岡 弘平 , 菅沼 源二 , 天木 一太 , 樫田 良精

pp.1120-1127

 昨年5月,東芝総合健診センターを皮切りに,最近,日本の各地にコンピュータを利用した新しい形の検診センターが生まれてきている.そこには,検査技師としての新しいジャンルがひらけているようだが,今月は実際の仕事にタッチしている人々に,その利点,問題点,今後の方向などを話し合っていただいた.

海外だより

米国の細胞診学校に学んで

安松 弘光

pp.1128-1130

はじめに

 1969年8月から1年間,ロスアンジェルス市にある南カリフォルニア大学(University ofSouthern California,略して通称USCという)の細胞診学校に入学し勉学する機会を得たので,この学校を含めて米国の細胞診学校の教育の概況ならびに米国における細胞診技師について紹介し,参考に供したいと思う.

 ロスアンジェルス市は南カリフォルニアにあり,温暖で低湿度というめぐまれた気候のもとで,アメリカ西部の工業,商業の中心地として急速に発展の一途をたどっている都市である.USCの大学病院および医学校は大学本部とは離れてこのロスアンジェルス市の北東部にある.そして細胞診学校はこの大学病院の16階にある病理部門の細胞診部の中に設置されてある(図1).

研究

Haemophilusの分離培養についての検討

佐久 一枝 , 内田 順子 , 野崎 真弓 , 丸山 すみ子

pp.1132-1134

はじめに

 呼吸器感染症の重要な原因菌の1つにH.influenzaeがあげられているが,この菌種は分離培地の選択いかんによっては全くといってよいほど発育しない.ただ血液を加えてあればよいというのではない.当細菌検査室では数年前からHaemophilusの分離率を高めようと努力した.喀痰,咽頭ぬぐい液の検体について1965年には5%の分離率であったが,その後の培地の組成,作り方の改良により1969年には検出率を23%まで高めることができた1)

 以下どのようにして検出率を高めたか,またその結果に基づいて現在Haemophilusの同定検査をいかに実施しているかについて報告する.

新しいキットの紹介

血清リン脂質定量法に関する検討—Phospholipids-Test Wakoについて

久城 英人 , 吉田 高子 , 福井 巌

pp.1135-1138

 血清リン脂質はレシチン,リゾレシチン,セファリン,スフィンゴミエリンなどよりなり,リポタンパクの形で血清中に溶存し,総リン脂質濃度はおおよそ125—300mg/dlとされている1)

 血清リン脂質の定量法はいずれも,(1)血清からのリン脂質の分離,(2)リン脂質の無機リン化,(3)無機リンの比色定量の3段階から成り立っている.

昭和45年度第3回細胞検査士資格認定試験

pp.1139-1144

液状検体(1)

 1.次の文章の()内に適当な言葉を入れなさい.

 a 膀胱の粘膜は()組織で被われている.

質疑応答

Jirgl絮状試験の検査法について

K生 , 福岡 良男

pp.1145

 問 最も新しい血清膠質反応で,閉塞性黄疸血清に特異的反応を示す肝機能検査とされていますが,その検査法のご紹介をお願いします.

シリーズ・日常検査における機械化のくふう・11

血清コレステロールの比色測定におけるフローセル方式化

水野 映二 , 仁科 甫啓 , 小野 弘毅 , 北村 元仕

pp.1146-1147

 私たちは既報(本誌3,4月号)のようにフローセル化によって比色の能率を図ったが,血清コレステロール測定時のように高粘度の発色液では,吸引が困難であり,かつ前行試料の汚染が著しく,実用化に至らなかった.

 Zak-Henly変法によるコレステロール発色液は,水の40倍もの粘度をもっている.このような液体を汚染なく連続比色するためには,セルに到達するまでの距離をできるだけ短く,液流の乱れが起こらないような流路をくふうしなければならない.このために直線的なフローセルを設計し,比色計の下部から垂直に吸引チューブを導き,吸引液量4.5ml,吸引時間4秒,汚染率1.5%におさえることに成功した.このフローセルを用いた比色システムを説明する.フローセル部は図1に示した.各部分を次の順序で組み立てる.

Senior Course 生化学

成長ホルモン

石戸谷 豊

pp.1149

 ラジオイムノアッセイは,血中ホルモンはじめ多くの血中微量成分を測定するうえに画期的な進歩をもたらした.成長ホルモン(GH)の測定もその1つで,原理は前号で述べたインスリン測定と全く同様である.

 このように下垂体前葉ホルモンのうちでGHが最も容易にルーチン化されたのは,GHの精製が容易なこと,分子量2万1500で抗体を作ることがやさしいこと,測定感度がよく,測定の特異性に問題が少なく,血漿の抽出を必要としないこと,さらに予備能の判定にインスリン刺激試験,アルギニン負荷試験などのすぐれた検査法が開発されたことによる.

Senior Course 血液

第XIII因子の検査—(線維素安定化因子:FSF)

鈴木 弘文

pp.1150

1.測定原理

 被検血漿に塩化カルシウムおよびトロンビンを添加し生じたフィブリン塊に,尿素あるいはモノクロール酢酸(MCA)などの解離剤を加え,フィブリン塊が溶解するか否かを測定する.第XIII因子が欠損あるいは減少している場合は,その欠乏の程度に応じてフィブリン塊は溶解する.大部分の凝固検査はフィブリン析出までの時間を測定するのに対して,XIII因子の測定はフィブリン塊の溶解状態を観察するものでやや特異的である.

Senior Course 血清

ABO式新生児溶血性疾患の診断(2)

村上 省三

pp.1151

2.妊娠中の検査(つづき)

 前号に述べたように抗AP溶血素が陽性のときは,さらにAx血球の5%液と母血清とを等量に加え,室温に30秒おいたのち,1500rpm 30秒遠心して凝集の有無を検査する.もし胎児が障害を受けていれば陽性となる.わが国ではBx血球も入手可能であるので,試みてみるのもよかろう.

 さて,抗AP溶血素もAx血球の凝集も陽性であれば,ABO式の溶血性疾患の疑いは十分であるが,どの程度の障害を受けているかは,定量的に検査してみなければわからない.その1つとして母血清を等量のAP血球で吸収した前後で,A1やB血球に対する抗体価の変動をみて判定する方法がある.母血清を倍数稀釈した場合,その差が2管以下なら,障害はまずなく,3-4管なら中等度に,5管以上の差が認められれば交換輸血を必要とする程度だとしている.

Senior Course 細菌

嫌気性菌の検査

永井 龍夫

pp.1152

 偏性嫌気性の病原菌としてはクロストリジウム(Clostridium)属があり,これはグラム陽性盂菌で芽胞を形成し,菌体外毒素を産生する.本菌属には創傷感染の原因菌となる破傷風菌やガス壊疽菌群,ならびに食中毒の原因菌のボツリヌス菌がある.

 なお近年クロストリジウム菌属以外の嫌気性菌,すなわち無芽胞嫌気性菌がいろいろの感染症の病原菌として検出され,臨床細菌検査の立場から注目されるようになってきた.

Senior Course 病理

症状と病理組織検査(11)—咳・痰

三友 善夫

pp.1153

 最近,公害,特に大気汚染により咳・痰の訴えが増加している.咳・痰の原因としてほとんどすべての呼吸器疾患が上げられ,さらに肺水腫,心不全,大動脈瘤,異物,心身症などの肺疾患以外からも生じる.咳は呼吸器粘膜が炎症,機械的刺激,化学的刺激,温度,心因性の原因によって刺激され,呼吸中枢近くの咳中枢が興奮して発生する.

 長期間にわたる難治性の咳・痰の原因病変の検索が問題になるが,次の諸検査が行なわれている.

Senior Course 生理1

脳疾患と異常脳波

江部 充

pp.1154

 脳波に異常所見が出現している場合,まずいきなり疾患名と結びつけようとするのは好ましいことではない.

 脳波とは本来,脳の機能状態に由来する電位変動を記録したものであり,それぞれの脳疾患に対しては非特異的な現象である.しかし脳波発生のメカニズムが複雑であり,今日なお十分に明らかにされていないことも多く,まして異常脳波についてはその生理学的意味づけは明らかでない.しかしわれわれが個々の症例を取り扱うにあたっては,一応これまで知られている生理学的な意味づけを試みることがたいせつである.その意味づけとともに,実際には経験に基づいた判断,すなわち統計的なデータによっていろいろな疾患と対応させて,最終の結論が導き出されることになる.

Senior Course 生理2

賦活法(1)—methods of activation

神保 真也

pp.1155

1.過呼吸(hyperventilation,H.V.)

 最も簡単で広く行なわれている賦活法である.閉眼のまま1分間20-25回の普通の速度で深呼吸を行ない,成人では3-4分間,小児では速度は成人より速くて2-3分間行なう.不自然に速くしたり深くすると,筋電図や体の動きによるアーティファクトがはいりやすくなるので,前もって深呼吸の要領を示して数回練習させてから始めるとよい.

 脳波記録は過呼吸中および終了後1分以上は続けるべきである.過呼吸の始めと終わりは記録紙に明記し,また30秒ごとに記入するのが望ましい.また深呼吸を1回ごとにmarkerなどで記号をつけるのもよい.過呼吸終了時には,その速さと深さから過呼吸の程度を良,中等度,不良と判定して記入すべきである.過呼吸をくり返して行なうときは,少なくとも3-5分間待って患者が安静状態にもどってから行なう.小児で過呼吸に非協力的なときは,風車や吹き流しを吹かせるとよい.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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