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文献概要
特集 臨床生理検査と採血 II.採血
採血のしかた
著者: 河合忠1
所属機関: 1日大・臨床病理
ページ範囲:P.164 - P.166
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いずれの場合でも,採血するためには皮膚を穿刺しなければならないので,局所の皮膚を十分に消毒し,穿刺に使う器具は完全に滅菌したものを使用することが必要である.さもないと,2次感染を起こしたり,また汚染器具によって梅毒,ウイルス性肝炎などが続発する危険があろう.
皮膚の消毒には,通常70%アルコールを用いてよくふき,完全に乾いてから皮膚穿刺をする.また,さらに十分な消毒をするには,まず稀ヨードチンキで局所をふき,乾いたあとさらに70%アルコールでよく清拭する.
いずれの場合でも,採血するためには皮膚を穿刺しなければならないので,局所の皮膚を十分に消毒し,穿刺に使う器具は完全に滅菌したものを使用することが必要である.さもないと,2次感染を起こしたり,また汚染器具によって梅毒,ウイルス性肝炎などが続発する危険があろう.
皮膚の消毒には,通常70%アルコールを用いてよくふき,完全に乾いてから皮膚穿刺をする.また,さらに十分な消毒をするには,まず稀ヨードチンキで局所をふき,乾いたあとさらに70%アルコールでよく清拭する.
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