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文献詳細

雑誌文献

臨床検査15巻2号

1971年02月発行

文献概要

新しいキットの紹介

血清遊離脂肪酸比色定量法に関する検討—NEFA-Test Wakoについて

著者: 久城英人1 高野圭以1 福井巖1

所属機関: 1京府医大臨床検査部

ページ範囲:P.191 - P.193

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 近年,生体内における遊離脂肪酸(以下FFAと略)の生理的意義が解明されるに伴い,臨床面でも病態時の血中FFAレベルが追求され,代謝異常(糖尿病,肥満),神経・内分泌系の失調(甲状腺機能亢進,褐色細胞腫,末端肥大症),肝障害時に血中FFA値が異常を示すことが知られ,その診断的意義が強調せられている.
 血中FFAの定量法は滴定法1,2)と比色法3-9)に大別される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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