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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査15巻4号

1971年04月発行

雑誌目次

カラーグラフ

風土病の検査(3)—野兎病

大原 甞一郎

pp.318-319

問診によって患者からラビット・ヒストリーを聞きだすことがたいせつ.しかし確定診断には検査室内の諸検査の結果を待たねばならぬ.まず野兎病菌の分離培養がもとになる.それから野兎病菌の生物学的特性を知らねばならぬ.抗原抗体反応中血清凝集反応と皮内反応は欠かせない.摘出リンパ節の病理組織検査も必要だが,それには血清免疫学的な裏づけが要求される.

グラフ

脈波検査

椎名 晋一

pp.321-324

供覧する脈波計は容積脈波計といわれるもので,主として末梢動脈を測定するのに用いられ,従来は末梢動脈の障害(ビュルガー病,レーノー病など)の際の末梢循環機能を知るうえに有用とされていたが,最近は心機能を知るのにも用いられている.

光電式は指尖における血液変動量をヘモグロビンの吸光量変動としてとらえ,光電管により電気信号として増幅記録する方式である.ストレーゲージ式は,指尖の拍動性容積変動を空気または水銀の容積変化としてとらえて,ホイストン・ブリッジの一辺の抵抗が変化するようにし,この際の出力変化を増幅記録する方式である.このほか,インピーダンス式などがある.

新しい検査室……三井記念病院中央検査室—著しい自動化の推進

清瀬 濶 , 中 甫

pp.325-328

新病院開設に伴い自動化器械を極力採用し,化学分析には特にミニコンピュータ付きのVickers MC 300を設備した.これにより日常化学検査の約90%を処理するが,遠心後血漿分離作業なしにサンプル採取,稀釈,分析,各個人別報告がでるもので,省力化に有力である.また設計にあたって高層建築であるため,特に機能的合理化を考慮し,13階の建物中病棟外来の境,すなわら外来最上階の4階に内科・外科と隣接して臨床検査を置き,機能検査は器管センター,放射線のある3階に配置した.さらに室内設計では作業能率化,管理面の容易さを考え,また将来の増築に基づく業務内容の変更に自由に応じられるよう,ユニット組み合わせによる半島型実験台を全面的に採用したのが特色といえよう.

血球観察の基礎・4

前骨髄球の周辺,貪食能試験

衣笠 恵士

pp.330-331

 前骨髄球(Promyelocyte)は一般に大型で,特有な顆粒が目だつので鑑別容易な細胞と考えられている.しかし骨髄芽球,骨髄球との境界にある細胞の処理については,必ずしも意見の一致をみていない,また骨髄像を算定したときなど単球が全くカウントされていないことがしばしばある.自信をもって単球と前骨髄球との鑑別ができれば,骨髄像の研修が一応マスターされたといわれるゆえんである.

ノモグラム・16

血液酸塩基調節

藤本 淳

pp.333

生体の酸塩基調節状態を決定するためにはpHとPco2の2つの因子の測定を行なえばよい.実例をあげるとpH=7.26,Pco2=50mmHgの場合は,図上のそれぞれの点より垂線をたて交点を求めると,この点はCombined metabolicand respiratory acidosisであることがわかる.この際,体液調節より治療のコントロールをする場合には血清のCO2含量を知る必要があるが,この際にはこの交点よりCO2含量軸へ平行にたどってゆくとCO2含量23mEq/lとなる.注意としてCO2含量への線はCO2軸に垂直でなくカーブを描いていることである.なお経過を追って測定値を図上にプロットすると,代償過程を容易に理解することができる.

検査室の便利表・16

総説

野兎病の最近の知見

大原 甞一郎

pp.337-341

野兎病とは

 野兎病菌によって起こる急性熱性疾患で,菌の侵入した部位によっていろいろな病型がある.日本の例では患者の腋窩や肘リンパ節がはれてくるリンパ節型野兎病が最も多く,急激な眼症状とともに耳前リンパ節や頸部リンパ節がはれてくる眼リンパ節型,口腔粘膜や扁桃に浅い潰瘍を作り,頸部リンパ節のはれてくる扁桃リンパ節型がまれに見られる.

 感染様式は,へい死野兎に触れたり,弱っている野兎を捕えて剥皮・料理したり,生煮えの肉を食べたりしてかかる接触経皮感染や経粘膜感染が多い.常在流行地の東北六県のほか,千葉,新潟,静岡などの山野にいるノウサギは,褐色のものでも白色のものでも2%ぐらいは菌をもっている.

技術解説

自動血球計算器によるデータの読み方

新谷 和夫

pp.342-347

 血球計数が自動化されはじめたのはここ10年くらいにすぎないが,現在では国内に1000台を越す血球計数器が稼動するほどに普及している.このように普及が早かったのは種々原因があると思われるが,自動血球計数器は能率を上げるばかりでなく,精度向上にも役だつということが使用者側に理解されたことが大きいと思う.ところが現実にはデータをみる側では依然として視算法時代の‘血球計算は不正確なもの’という既成概念が強いので,せっかくのデータが不当に無視されたり,検査者と依頼者の間に不要の摩擦を生じたりしているようである.今回は自験例を中心に自動化された血算データの見方の問題を整理してみたい.

マクロファージ遊走阻止試験

山浦 昇

pp.348-353

はじめに

 生体にとってマイナスの免疫現象であるアレルギー反応(過敏症)は,周囲のごとく,即時型(immediate type)と遅延型(delayed type)と呼ばれる2群に分類されている.前者は血清中の抗体の作用で起こるが,後者は血清抗体では説明がつかず,ある種の細胞(リンパ系細胞)との関連が問題となっている.

 本稿で紹介するマクロファージ(大食細胞)遊走阻止試験は,in vitroにおいて細胞の遅延型アレルギー性の有無を調べるために開発されたものである1,2).本邦でもすでに吉田ら3),秋山ら4,5)の紹介がある.

私のくふう

毛細管ピペット洗浄器

前田 隆一

pp.353

 尿沈渣,血清分離に使われる毛細管ピペットの洗浄器として,適当な物がなくて,日常不便を感じていましたので,毛細管を洗浄するために,次のような小さな洗浄器を考えてみましたので,ここに紹介します.原理は日常用いられているピペット類の洗浄器と同じです.

臨床検査の問題点・27

血球計算の誤差

冨田 重良 , 南 博迪 , 阿波島 清

pp.354-359

最近の自動血球計算器の普及には目ざましいものがある.そこには能率化とともに測定誤差の減少という利点がある.しかし血球計算は用手法,自動血球計算器にかかわらず誤差はまぬがれない.今回はメランジュール法と血動血球計算器の違いを中心にそれぞれの問題点をさぐってみた.(カットは血球計算用ピペットと計算板)

コンピュータの基礎知識・3

ミニ・コンピュータ

斎藤 正男

pp.360-364

 最近わが国においては,事務処理や制御システムなどの自動化に関連して,いわゆるミニ・コンピユータが急激な勢いで普及しはじめており,ほとんどすべての国内電子計算機メーカーが,新しい機種を競争して発売している.医学の面でも,大型計算機を中心とする情報処理システムが展開されていく一方で,このミニ・コンピュータが活躍しうる場所は多いように思われる.

エッペンドルフ・マイクロリッターシステムによる超微量臨床化学検査・4

血清TG,NEFA,βL,PL 4種目の測定

岡村 研太郎 , 山戸 玲子 , 小延 鑑一

pp.365-370

はじめに

 第1報から第3報において血清中の鉄,銅,尿酸,クレアチニンおよびクレアチンの微量比色定量を行なってきたが,いずれも微量化と同時に所要時間の短縮が容易に行なえたことから,数種目の検査を適当に組み合わせた微量分析法に本システムは適していることを感じた.最近,血清脂質の測定が注目されはじめ,脂質定量用のキット試薬も国産されはじめたので,これを用いトリグリセライド(TG),遊離脂肪酸(NEFA),リン脂質(PL),ならびにβ—リポタンパク(βL)の脂質4種目の微量比色定量を本システムで行なってみた.

 これらの測定には目的成分の有機溶媒による抽出操作(TG, NEFA)や,目的成分を沈殿物として分離しこれを用いる(PL,βL)操作が含まれている.3報までに本システムの遠心器の効率のよさを経験していたので,沈殿物を分析する操作には問題ないと考えていた.そこでペピット,反応容器などの耐溶媒性,有機溶媒を用いて抽出する場合のロータリーミキサーの効果を調べた.

論壇

医療の中の臨床検査

土屋 俊夫

pp.372-373

 わが国の医療の進路については全国民が健康とよりよき医療を求めて深刻な思いで見つめているわけで,独り医療に従事しているものばかりでないことはいうまでもないことである.

 いわゆる医業の中には診療と保健指導の2本の柱がある.この直接のにない手の現状を厚生省の統計をかりてながめてみよう.1968年の数字では医師11万3630人で,この数字から医師1人あたりの人口は892人となっているが,実際に診療に従事している医師は10万7028人(94%)であり教育研究に従来する2129人,衛生行政,保健衛生業務に従事する1969人をあわせて(3.6%)がその内容である.

研究

新生児の超微量血糖測定の検討

船津 多賀子 , 山下 文雄 , 林 真夫 , 伊藤 佑士 , 津川 信 , 高崎 好生 , 小池 茂之 , 吉浦 千尋 , 水本 隆章 , 山崎 晴一朗 , 久納 恒子 , 井手 速見 , 松山 文子 , 内田 節子 , 庄山 佳子 , 平田 英子

pp.374-379

まえおき

 近年脳障害を残す重要な原因の1つに新生児の低血糖症が注目をあびている1-3,12-21).それに伴って診断の基準となる新生児の血糖測定法が問題となってきた1,2,19,20).これまで還元力によるHagedorn-Jansen法,Nelson-Somogyi法,百瀬法があるが,最近は直接法であるオルト・アミノビフェニール法6,24,25),O—トルイジン法6),O—トルイジンホウ酸法4,6),簡易法としてDextrostixなどの有用性が認識され超微量法も検討されている7).しかし新生児の血液は一般小児や成人と比べ多くの違った点があり(表1),血糖測定にあたっては特別の配慮が必要となる.現在新生児の血糖測定としては,グルコース・オキシダーゼ法(G-Oxyd.法と略す)が国際的な標準法として用いられているが1,2,19,20),われわれはG-Oxyd.法の超微量法と新しく佐々木匡秀によって改良考案されたO—トルイジンホウ酸法4)(O—TB法と略す〉の新生児用超徴量法の比較を行ない,いくつかの問題点を検討したのでここに報告する.

PSPの本態についての検討

柴田 久雄 , 小谷野 緋紗子

pp.380-384

 現在臨床検査には種々の色素が用いられ,その範囲はきわめて広い.排泄試験のみを見てもBSP,PSPを始め,ICG,Rosebengalなどが用いられている.

 このうちPSPは腎の排泄機能検査として,その腎以後の排泄の機序については報告が多い.したがってPSPが主として尿細管より,一部は糸球体より濾過され排泄されることはよく知られており,この面に関する研究も非常に多い.

昭和45年度二級臨床病理技術士資格認定試験—問題と解答

pp.385-396

臨床化学

 1.臨床化学定量値の定量誤差許容域をTonksが実用面から示している式はどれか,正しいものをえらび,解答用紙の対応する欄に○印をつけなさい.

a±正常範囲/正常平均値×100%

昭和45年度二級臨床病理技術士資格認定試験—総括と講評

金子 仁 , 富田 仁 , 関根 隆光 , 馬場 茂明 , 浮田 実 , 梅垣 健三 , 村上 省三 , 北浦 敏行 , 近藤 勇 , 神木 照雄 , 佐々 弘 , 和田 昭 , 高橋 辰広 , 楠川 礼造 , 佐藤 文明 , 石川 隆子

pp.397-405

日本臨床病理学会主催 二級試験,一般試験を終わって

 今年も試験の全体評を書く季節になった.一般試験を終え,二級試験の大半を終わったからだ.

 今年の試験は例年と異なった点がいくつかあったが,大過なく過ぎて,あと一級試験,細胞試験,それから二級試験の残りを実施すればすべて終わりである.

シリーズ・日常検査における機械化のくふう・4

比色計のフローセル方式の組み立て(電磁弁制御装置)(2)

水野 映二 , 仁科 甫啓 , 小野 弘毅 , 北村 元仕

pp.406-407

 前号(1)でフローセルを比色計に取り付けることについて述べた.これに続いて,フローセルへ吸引する試料量をコントロールする電磁弁制御装置の組み立てについて述べる.

 本装置は電磁弁とタイマーを組み合わせて,一定減圧でフローセルへの吸引液量を設定するためのものである.これに必要な部品は表1(前号)に従って集める.シャーシへの穴あけ図1に従って部品の位置を定めるが,現物を置きながら決めるとよい.直径9-10mmの穴をあけるには5mmのドリルでいったん穴をあけておき,次いでリーマで徐々に大きくするとよい.また直径29mmの穴をあけるには3mmのドリルで円周にそって穴をあけておき,次にニッパーまたはラジオペンチで穴を切りとる.あとのギザギザを棒ヤスリで平らな円に仕上げる.

Senior Course 生化学

ゲル濾過法(分子篩効果の応用)について

石戸谷 豊

pp.409

 血漿の中には数10種類におよぶタンパク質が溶存している.これらのタンパク質を分離精製したり同定したりする方法としては従来,(1)タンパク質の溶解度を利用する方法,(2)超遠心分析法,(3)クロマトグラフィー,(4)電気泳動法などが主として用いられてきた.最近,セファデックスによる分子篩効果(molecularsieve effect)を利用したタンパク質の分離法が開発されゲル濾過法(gel filtration)と名付けられている.

Senior Course 血液

凝固検査に用いられる試材の調整(2)

鈴木 弘文

pp.410

6.ベントナイト吸着血漿

 第VII,第X因子の測定に用いる試材である.ベントナイトにて吸着処理することにより,第I,V, W, X因子が吸着除去され,第II因子(プロトロビン)が残るので第II因子の補給試材としても用いられる.

 血漿1mlにベントナイト(関東化学)50mgを加えて室温にて約10分間撹拌する.次に3000rpm15分間遠心し,その上清を静かに分離する.さらにその上清を3000rpm10分間再遠心して浮遊物を除去したものがベントナイト吸着血漿である.ベントナイト吸着血漿は−20℃における凍結保存にて約1週間は安定であるが,作製後はできるだけ早く使用したほうがよい.

Senior Course 血清

抗白血球抗体(3)

村上 省三

pp.411

1.細胞毒性反応とリンパ球

 さて前号でもふれたように,細胞毒性反応に使用するリンパ球は‘新しいピチピチしたもの’でなければなりません.したがつて,特別な方法で保存した場合は別として,検査当日に分離したものを使ったほうが無難です.その限界は染色されるリンパ球が25%ぐらい以下なら使えるとされていますが,せいぜい5%程度にとめておいたほうが得策です.

Senior Course 細菌

緑膿菌の検査

永井 龍夫

pp.412

 緑膿菌はその名前のごとく,ピオシアニン(青緑色),フルオレスチン(黄緑色)などの色素を産生するから他菌との鑑別は比較的容易であるが,ピオルビンという褐色色素を産生するものや色素を産生しない菌株もあるから,実際の検査にあたっては十分な注意が必要である.

Senior Course 病理

症候と病理組織検査(4)血尿

三友 善夫

pp.413

 血尿は腎から尿道までの尿路のほとんどすべての疾患に見られるほかに,全身性疾患の1症候として表われ,また尿路以外の疾患からも続発的に生じる.その性状から血尿,血膿尿,血乳糜尿に分かれ,出血部位から腎性,尿管性,膀胱性,尿道性に区別され,出血の程度から肉眼的と顕微鏡的に大別されている.内科,小児科的の腎疾患には顕微鏡的血尿が多く,泌尿器科的には膀胱,尿道疾患による肉眼的血尿の頻度が高い(図).

 血尿の性状や出血部位の確定のために行なわれる病理組織検査は,経時的に病変の観察できる針生検と,治療的な役割を果たしている手術材料の検索ではその意味が異なっている.しかし大きさに限界のある針生検の切片が必ずしもいつも腎病変のすべてを代表しているわけではなく,病変の推測にとどまる場合も少なくない.手術材料でも遊走腎,特発性腎出血の場合には形態的な変化は観察されないことが多い.

Senior Course 生理1

電極の装着と導出法(2)

吉井 信夫

pp.414

2.電極の装着法

(2)ベントナイトによる電極の固定

 この方法はゴムバンドと異なり自由に場所を選べること,一定の電極配置以外の追加電極を容易につけることができること,頭部に変形や左右非対称がある場合適当に距離を調節できるなどの利点がある.検査前にガーゼ片の上に親指頭大のベントナイトを丸めたものを置き,接着する電極の数だけそろえておく.

Senior Course 生理2

心筋活動と心電図(1)

家本 武

pp.415

1.心電波の発生機序

 心筋の力学的活動すなわち心臓のポンプ作用と,心電図の変化とは必ずしも対応しない.個々の心筋線維の収縮に伴う膜電位の変化,すなわち100から200億にも及ぶ心筋細胞の電位の総和を体表面における電位分布として現わしたものが心電図である.

 心筋細胞の非興奮時の電位を静止電位といい,細胞内の陽イオンが主としてKからなり,細胞外に対して40倍もの濃度である(分極).これに対して細胞膜が興奮を起こすとイオンの膜透過性に変化が起こり,Naの膜透過性が増す.Kとは反対にNaその濃度が細胞内に比し外のほうが約10数倍にもなっているため,膜電位はNaの平衡電位に近づこうとして,細胞内電位の急激な立ち上がりとなる(脱分極).この後少し遅れてKの透過性が増し,膜電位は活動電位の頂点から急速にイオンの平衡電位へと,すなわち膜興奮がさめて静止電位へと移行する(再分極).

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

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今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

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今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

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今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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