研究
過去6年間のCL3法の成績と,TP3法の成績について
著者:永木 譲治1 著者:熊谷 エツ子1 著者:西尾 泰子1 著者:溝口 かほる1 著者:甲木 孝人2
所属機関:1熊大病院中検 所属機関:2熊大微生物
ページ範囲:pp.913-915
文献概要
緒言
梅毒血清反応検査の標準検査法としては,カルジオライピンを抗原としたところの緒方法,凝集法,およびガラス板法(以後CL3法と略す)の3種類の検査が従来から採用されてきた.しかしながら,これらの検査は生物学的疑陽性反応を示すことがあるため,最近に至って非病原性トレポネーマ・パリダム似後TPと略す)のライター株を抗原としたRPCFや,病原性TPのニコルス株を抗原としたTPHAおよびFTA−200(以後TP3法と略す)の検査法が普及してきた.そこで,われわれも日常の梅毒血清反応において,梅毒診断の確率を高めるため従来のCL3法に加え,TP3法の検査をも併用してみたので,その集計結果について報告する.
掲載誌情報