新しいキットの紹介
文献概要
動脈硬化症,肝疾患,腎疾患,糖尿病の診断および治療の経過観察のために,血中脂質測定の意義は大きい.また,血管壁の変化とβ-リポプロティン(以下β-Lpと略す)との関係について,臨床上意義のある報告がなされて以来,日常検査としてβ-Lp測定の必要性が強調されるようになった.
β-Lp定量には,塩析法,冷エタノール法,超遠心法,電気泳動法などがあるが,いずれも特殊な器具・機械が必要であり,また,高度の技術を要するために一般的ではなかったが,β-Lpの簡易測定法として免疫学的な方法がHeiskellらによって発表されて以来,Lpの角度から脂質代謝異常を観察することが一般化してきた1).
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