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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻13号

1972年12月発行

文献概要

Senior Course 血液

血小板抗体(5)—ウサギ血小板減少効果,(6)—血小板第3因子放出試験

著者: 安永幸二郎1

所属機関: 1京大第1内科

ページ範囲:P.1586 - P.1586

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1.ウサギ血小板減少効果
 患者の血液を正常人に輸注して血小板減少が発生すれば,患者血液中に血小板に対して障害的に作用する因子の存在することが明らかである.それにin vitroの検査法で陰性であっても,in vivoでは血小板減少作用の認められる,いわゆるblocking typeも指摘されている.in vivoの検査にはヒトと血小板の共通抗原性の存在するウサギを用いて,血小板減少効果をみることが行なわれる.以下Hennemann1)らの方法に準じて教室で行なってきた方法3)について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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