icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻3号

1972年03月発行

文献概要

Senior Course 業務指導のポイント

検体搬入時の注意点

著者: 橋本雅一1

所属機関: 1東京医歯大・微生物

ページ範囲:P.337 - P.337

文献購入ページに移動
 病原体の分離同定が的確に行なわれるかどうかを決定する第1の要因は,検体が正しい方法で採取されたかどうか,また適切な状態で検査室まで届けられたかどうか,ということである.すなわち,どのような検体を,どのような時期に,どのようにして採取したか,また検査開始までどのように検体を取り扱ったかによって,検査の結果が大きく左右される.したがって,臨床医と検査室の間で緊密な連絡を保つことが,まず大事な点である.このような注意のもとに検体が採取されたとして,病棟から検体が送られてくる際に,検査室としてどのような注意が必要かについて,気がついた点を,2,3述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?