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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻6号

1972年06月発行

文献概要

研究

K-寒天を用いた血清β-リポタンパクの比濁定量法—1.反応の基礎性状の検討

著者: 種村邦子1 佐々木禎一2

所属機関: 1札幌医大病院中央検査部 2札幌医大・中央検査部

ページ範囲:P.635 - P.636

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はじめに
 リポタンパク(以下LP)が多糖類硫酸エステル類と不溶性の沈殿を生成し,その際生じた濁度からLP濃度を求める方法は,Bernfeldらのアミロペクチン硫酸法1),Oncleyらの高分子デキストラン硫酸法2),BoyleらのK-寒天法3)など数多く知られている.特に,K-寒天法は試薬の調製や操作の簡便さなどから,Houston4)らがこれに改良を加えて日常臨床検査への応用を可能にした.最近,われわれはHoustonらの改良法に関して反応の基礎的性状を追試検討したので,その結果を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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