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私のくふう
TPHA試験およびCRP試験毛細管法の観察箱の簡易な作り方
著者: 鈴木武雄1
所属機関: 1国立横須賀病院研究検査科
ページ範囲:P.649 - P.649
文献購入ページに移動 TPHA試験の結果判定は,明るい部屋の実験台に白紙を敷き,その上にトレイを静かに置いて,反応中は振動を与えないで血球の沈下像を判定しているが,多忙な検査室で実験台にトレイを並べて最終判定まで静置することは,なかなかたいへんなことである.何かのはずみであっという間に動いてしまったことがある.また,部屋の片すみの台では採光条件があまりよくないので,判定に不都合な場合が多い.
私は図に示すような,コンセントがある所なら手軽にどこにでも置ける間接透過光線利用の観察箱を考案した.また,CRP試験毛細管法の沈降物の判定にも使用できるようにした.材質はラワン材で厚さ10mm,高さ250mm,幅390mm,奥行上部220mm,下部は210mmの木箱であって,内部の底板に10W50Hz螢光燈器具2本を平行に並べて,色が正しく見える自然白色螢光燈10W/NLを取り付け,スイッチに接続した.内部は白色ペイントで塗装した.
私は図に示すような,コンセントがある所なら手軽にどこにでも置ける間接透過光線利用の観察箱を考案した.また,CRP試験毛細管法の沈降物の判定にも使用できるようにした.材質はラワン材で厚さ10mm,高さ250mm,幅390mm,奥行上部220mm,下部は210mmの木箱であって,内部の底板に10W50Hz螢光燈器具2本を平行に並べて,色が正しく見える自然白色螢光燈10W/NLを取り付け,スイッチに接続した.内部は白色ペイントで塗装した.
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