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文献詳細

雑誌文献

臨床検査16巻9号

1972年09月発行

文献概要

カラーグラフ

赤血球系細胞の形態—Ⅱ.異常像

著者: 野村武夫1

所属機関: 1東京医歯大・第1内科

ページ範囲:P.928 - P.929

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今回は,異常な形態を呈する赤芽球を選んだ.悪性貧血の巨赤芽球,鉄欠乏時の赤芽球,ヘム合成に障害がある担鉄芽球性貧血の赤芽球,および腫瘍性変化をきたした赤白血病の赤芽球である.いずれも骨髄穿刺液塗抹標本上の所見であり,染色法は特に断わらないかぎり,Wright染色により,倍率はすべて同じに統一してある.
これらの赤芽球の形態学的特徴は,さきに解説を加えたとおりであり,正常の赤芽球と対比すれば,異常像がよくわかるはずである(本誌16巻8号,カラーグラフ,技術解説参照).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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