文献詳細
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文献概要
API試験は細菌の生物学的性状検査の簡易法として考案されたものであり,ここに示した‘API−10 screen’の他にも使用目的によりいくつかの性状検査のセットがある.本法は培地作成の一連の操作が省け,また生培地に比べ保存が容易であることから,大小の検査を問わず使用できる便利さがある.使用の際には被検菌株より菌液を作成し,これを毛細管ピペットを用いてシートにプロットされた管状の部分に接種し,37℃,24時間培養後判定する.(「研究」79ページ参照)
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