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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻10号

1973年10月発行

文献概要

検査室の用語事典

細菌学的検査

著者: 坂崎利一1

所属機関: 1国立予研細菌第1部第1室

ページ範囲:P.1160 - P.1160

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60) Oantigen;O抗原
菌体抗原のことで,菌体特に細胞壁を構成する脂質,タンパクおよび多糖質の複合体である.O抗原は内毒素とも呼ばれ,多くのグラム陰性杆菌では細胞毒性の主体物質とされている.121℃,2時間加熱,1N塩酸およびアルコール処理などの理化学的処理によっても破壊されない.免疫学的にもO抗原は特異性があり血清型別に利用される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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