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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻11号

1973年11月発行

文献概要

特集 自動化臨床検査法 化学

LDH—乳酸脱水素酵素

著者: 大場操児1

所属機関: 1順大中検

ページ範囲:P.1251 - P.1254

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A.LDHの分析原理
 乳酸脱水素酵素(LDH)は乳酸⇔ピルビン酸の反応を触媒する作用をもち反応式は次のとおりである.
OH | LDHCH3—C—COOH⇔CH3—CO—COOH | 2H H NAD←→NADH したがって,血清LDHの分析原理は,1)反応速度を測定するか,2)基質量または反応生成物の減少,増加を比色法により測定するかである.ただ,いずれにしても反応速度恒数からみてNADH→NADのほうが測定しやすいことはわかっている.以下一般に利用されている術式の分析原理を簡単に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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