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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻11号

1973年11月発行

文献概要

特集 自動化臨床検査法 化学

クロール(Cl)—塩化物イオン

著者: 牧野秀夫1

所属機関: 1名古屋保健衛生大学内科

ページ範囲:P.1263 - P.1265

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 クロールの測定法にはSchales&Schales硝酸第二水銀滴定法1)が主流をなしてきたが,最近,精度,実用性ともにすぐれたクロライドメーター2)が普及し,しいて高価な自動分析器を必要としなくなった.しかし,クロールはNa, KおよびCO2,さらにBUN,グルコース,あるいはクレアチニンなどと同時に測定する必要が多く,いわゆるSequential Multiple Analysisの見地からフロー方式では早くから取り入れられている.私どももSMA 12/30,12/60を使用してきたので,その経験をもとに,フロー方式におけるクロールの測定の自動化について説明を加えることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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