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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻2号

1973年02月発行

文献概要

技術解説

Van Slyke検圧装置—測定操作の留意点とそのコツ

著者: 松本佶也1

所属機関: 1東大病院中検心臓生理室

ページ範囲:P.147 - P.157

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 血液ガスの測定法ではVan Slyke (バンスライク)検圧装置による方法が,標準法とされている.最近ではAstrup type,ILメーターなどの電極法12が普及しているが,本法はそれらの方法との比較と較正に,いまだ重要な位置を占めている.
 従来から本法での測定はむずかしく,熟練を要するといわれている.装置の操作に慣れた者も,測定中に慎重細心な測定技術と精神的緊張を維持しなければ,正確な結果と再現性は得られない.したがって較正用の試測値でも,極言すれば,確かな習熟した者の測定値でなければ,評価に値しない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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