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研究
血液検査室におけるディスポーザブル採血びんの使用経験
著者: 西村甲子夫1 保田順子1
所属機関: 1関西医大香里病院中央検査部
ページ範囲:P.195 - P.197
文献購入ページに移動はじめに
中央検査室制度の発達とともに,多くの血液検査室では従来の耳朶採血にかわって,種々の抗凝固剤を使った採血びんに静脈から採血し,多数の検体をいっせいに自動血球計数器により計数するようになった.われわれの血液検査室では,これまで採血びんとしてSTMなどの抗生物質の空びん(以下STMびんと略)を洗浄,乾燥し,一般に最もよいといわれている抗凝固剤アンチクロットーET1,2)を使用し検査をすすめてきた.ところが最近人件費の高騰,検体数の増加などの要因から,種々のディスポーザブル容器の普及が目だってきた.われわれも経済的必要性からディスポーザブル採血びん(以下ディスポびんと略)に切りかえるにあたって,データの正確さについて2,3の検討を試みた.
中央検査室制度の発達とともに,多くの血液検査室では従来の耳朶採血にかわって,種々の抗凝固剤を使った採血びんに静脈から採血し,多数の検体をいっせいに自動血球計数器により計数するようになった.われわれの血液検査室では,これまで採血びんとしてSTMなどの抗生物質の空びん(以下STMびんと略)を洗浄,乾燥し,一般に最もよいといわれている抗凝固剤アンチクロットーET1,2)を使用し検査をすすめてきた.ところが最近人件費の高騰,検体数の増加などの要因から,種々のディスポーザブル容器の普及が目だってきた.われわれも経済的必要性からディスポーザブル採血びん(以下ディスポびんと略)に切りかえるにあたって,データの正確さについて2,3の検討を試みた.
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