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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻2号

1973年02月発行

文献概要

走査電顕の目・2

血小板のガラスビーズ表面への粘着

著者: 小川哲平1

所属機関: 1慶大内科

ページ範囲:P.217 - P.218

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 血小板は,血小板自体の働き,血小板の成分,血小板に吸着された物質により,毛細血管の機能を維持し,止血および凝血反応に不可欠である.このように血小板は多くの機能をもつが,最も明らかな作用は,その粘着・凝集により出血局所に血小板血栓を形成し,血管壁の欠損を閉じることであり,この機能は1次止血として強力である.
 しかし血小板の機能検査法として実際に行なわれているものはあまり多くなく,また標準化されていないものもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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