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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻2号

1973年02月発行

検査室の用語事典

自動化学分析

著者: 北村元仕1

所属機関: 1虎の門病院臨床化学科

ページ範囲:P.231 - P.231

文献概要

6) Base line;基線
各試料の濃度が波形で記録紙上に画かれるとき,濃度0の試料が示す位置を結ぶ線を基線という.定量分析における試薬ブランクに相当し,検量の原点となる.また,基線の乱れは反応液の不適正な流れや電気回路のノイズを示し,そのドリフト(一方向にしだいにずれる現象)は主に電気回路の不安定性や試薬の経時的劣化をあらわすから,分析値の管理,補正にも利用される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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