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リウマチ様関節炎の血清学的診断試薬‘ロイマトン’の評価
著者: 只野寿太郎1 真田宜明2
所属機関: 1順大臨床病理 2順大臨床病理整形外科
ページ範囲:P.326 - P.328
文献購入ページに移動LFTはSingerら4)によって開発されたもので試薬保存の容易さ,検査の簡易性,迅速性の点から広く用いられている.一方,Waaler-Rose反応はLFTより特異性が高いことは認められているが,ヒツジの新鮮血球が必要なことと手技が複雑なことからスクリーニングの目的では使いきれない.しかし最近,Milgromら5)はヒッジ赤血球をホルマリンで処理し,これにウサギ-γ-グロブリンを感作した試薬を開発しWaaler-Rose反応の簡易型として発表した.この試薬はロイマトンという名称でWampolle社から市販されている.われわれは杏林製薬からこの試薬の提供を受けWaaler-Rose反応,RAテストと比較検討したので報告する.
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