臨床検査17巻6号

1973年06月発行

レポート

自動器械の稼動状況などに関する研究（第1報）

著者： 佐藤乙一¹² 篠崎幸三郎¹³ 下杉彰男¹⁴ 丹羽正治¹⁵ 柴田久雄¹⁶ 星野辰雄¹⁷ 中橋勇次部¹⁸ 吉沢藤平¹⁹

所属機関： ¹国立病院臨床検査管理協同研究班 ²国立立川病院臨床検査 ³厚生省関東信越地方医務局指導課 ⁴国立横浜病院 ⁵国立小児病院研究検査科 ⁶国立東京第二病院臨床化学科 ⁷国立東京第一病院 ⁸国立横浜病院 ⁹国立所沢病院

ページ範囲：P.652 - P.657

　当研究班は前年度において自動器械の導入が官公私立病院のなかでどう行なわれているかを知るために関係機関のご協力を願って検討をすすめ，すでに発表してきたところである^1-2）．
　本年度はこれらの実績を基礎にして，各医療機関が導入した自動検査器械がどのように活用され，どのような役割を果たしているかをさらに調査して，それが稼動量の面でどう役だっているかを見るための検討を詳細にわたって行なってきた．