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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻6号

1973年06月発行

文献概要

新しいキットの紹介

広島赤十字病院におけるオーストラリア抗原の発現頻度および検出法に関する検討

著者: 木村直躬1 船津修朗2

所属機関: 1広島赤十字病院内科 2広島赤十字病院臨床検査部

ページ範囲:P.675 - P.676

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はじめに
 Blumbergらによって発見されたオーストラリア抗原(以下Au抗原と略す)は,その後の検索が進むにつれて,肝炎ウイルスと密接なる関係を有することが,ほぼ確実になってきたが,かなりの地域差,人種差および検出法による差があることが判明してきた.
 一方,Au抗原への,一般の関心が高まるにつれて,数多くの簡便な検出法が老案され市販されている.今回私達は,一般病院において,これらの検出法を用い,Au抗原を検索する機会を得たので報告し,あわせて検出法についての検討を行なってみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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