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文献詳細

雑誌文献

臨床検査17巻6号

1973年06月発行

文献概要

検査機器のメカニズム・18

AD変換器

著者: 又吉正治1

所属機関: 1東大工学部電子工学科

ページ範囲:P.692 - P.693

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 AD変換器とはアナログ(Analogue)量をデジタル(Digital)量に変換する装置である.アナログ量とは,メーターの指示やレコーダーに描かれる検査曲線のように目盛で表わされるようなものをいい,デジタル量とは,血球カウンターによる計数結果のように,数値そのもので表わされる量をいう.デジタル形電子計算機が病院の自動化に使用されるようになってきたが,検査室において,検査機器を電子計算機と接続して自動的に検査データの収集を行ない,補正,統計などの処理を行なおうとする時にAD変換器が必要となってくる.このときデジタル量としては0,1だけで表現される2進数のことをいう.
 AD変換器は,その方法により次のように分類される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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