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Senior Course 生化学
LDH Anomaly
著者: 内田壱夫1
所属機関: 1日本医学研究所
ページ範囲:P.813 - P.813
文献購入ページに移動 1.LDH Anomaly報告の概要
LDHアイソエンザイムのパターン異常(以下LDHAnomalyと略す)には,遺伝的素因によるものと,LDHが修飾されたものに大別される.その電気泳動像は多様であるが,長嶺1)は,(1)各分画の泳動位置の異常,(2)過剰分画の出現,(3)正常分画の欠損,(4)ある分画の活性増加の4型に分類し,これらの異常が単独にみられる症例,いくつかの異常を兼ねそなえた場合がある.今日までに報告されているLDH Anomalyの症例は以下のごとくである.
A.遺伝子レベルの変化によるもの:Boyer, S. H. etal2), 1963.Kitamura, M. et al3), 1971.
LDHアイソエンザイムのパターン異常(以下LDHAnomalyと略す)には,遺伝的素因によるものと,LDHが修飾されたものに大別される.その電気泳動像は多様であるが,長嶺1)は,(1)各分画の泳動位置の異常,(2)過剰分画の出現,(3)正常分画の欠損,(4)ある分画の活性増加の4型に分類し,これらの異常が単独にみられる症例,いくつかの異常を兼ねそなえた場合がある.今日までに報告されているLDH Anomalyの症例は以下のごとくである.
A.遺伝子レベルの変化によるもの:Boyer, S. H. etal2), 1963.Kitamura, M. et al3), 1971.
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