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Cibachron Blue F3GA-Amyloseによる体液アミラーゼ測定法
著者: 稲垣美津1 中根清司1
所属機関: 1名大病院検査部臨床化学
ページ範囲:P.77 - P.81
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体液アミラーゼ活性の測定法として1967年Rinder-knecht1)らによって色素を交差結合させた着色不溶性デンプン粉を基質とする方法が報告されて以来,Ceska2),Babson3),Klein4,5),Take6)らにより,新しいchro-mogenicな基質7-9)がいろいろ開発されてきた.わが国でも,アミロペクチンに色素を結合させた基質"Dy-Amyl"10-12)デンプンに色素を結合させた基質"BlueStarch"12-14)がよく検討されている.今回,われわれは,Klein4,5)らの報告に基づいてRoche社から発売されたアミロースに色素を結合させた基質"Amyloch-rome"について検討した.
体液アミラーゼ活性の測定法として1967年Rinder-knecht1)らによって色素を交差結合させた着色不溶性デンプン粉を基質とする方法が報告されて以来,Ceska2),Babson3),Klein4,5),Take6)らにより,新しいchro-mogenicな基質7-9)がいろいろ開発されてきた.わが国でも,アミロペクチンに色素を結合させた基質"Dy-Amyl"10-12)デンプンに色素を結合させた基質"BlueStarch"12-14)がよく検討されている.今回,われわれは,Klein4,5)らの報告に基づいてRoche社から発売されたアミロースに色素を結合させた基質"Amyloch-rome"について検討した.
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