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医療短大生のことばから
著者: 上田智1
所属機関: 1川崎医大,中検部
ページ範囲:P.1086 - P.1087
文献購入ページに移動 川崎医療短期大学(岡山県倉敷市松島316)は昨年4月開校して,現在1年生,2年生が在学中である.ここでは徹底した実地修練主体の教育方針で臨床検査技師,看護婦の養成がなされている.1年生の間に専門課目の講義のほとんどを修了させ,2年生からは病院実習(臨床検査科では川崎医科大学附属病院中央検査部に出勤し,検査室の雑務および簡単な日常検査を担当し,働きながら実地に専門知識,技術を学ぶシステムで,これに対しては報酬が与えられる)および臨床実習(カリキュラムに沿って専門課目の実地修練をうけるもの)が始まる.この実地訓練の開始にあたり臨床で患者に接し,また患者からの検体を扱うことの責任の重大さを自覚させ,たとえ学生といえども医療従事者として病院のスタッフにとけ込み病院業務の一部を分担し責任ある仕事を行わせる目的で,学生にワッペン(肩章)またはバッジを授ける式が行われる.
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