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Dade試薬によるγ-グルタミールトランスペプチダーゼの使用経験
著者: 伊藤誠1 鈴木政夫1
所属機関: 1伊達赤十字病院検査部
ページ範囲:P.1111 - P.1114
文献購入ページに移動はじめに
臨床検査の中には酵素検査が種々あるが,最近臨床的に注目されているγ-グルタミールトランスペプチダーゼ(γ-GTP)は,γ-グルタミールペプタイドを加水分解しγ-グルタミール基をほかのペプタイド,アミノ酸に転移させ,トランスペプチダーゼの作用を有する酵素で,ヒトでは腎,膵,肝,血清,血球に存在することが報告されている.
われわれは,Rosalki変法による,グリシルグリシンを受容体としてγ-グルタミール-p-ニトロアニリドのペプタイド転移を触媒する.その結果生じたp-ニトロアニリンを比色定量する方法でDade社よりキット化されたγ-GTP測定用試薬を用いて検討を行ったのでその成績について報告する.
臨床検査の中には酵素検査が種々あるが,最近臨床的に注目されているγ-グルタミールトランスペプチダーゼ(γ-GTP)は,γ-グルタミールペプタイドを加水分解しγ-グルタミール基をほかのペプタイド,アミノ酸に転移させ,トランスペプチダーゼの作用を有する酵素で,ヒトでは腎,膵,肝,血清,血球に存在することが報告されている.
われわれは,Rosalki変法による,グリシルグリシンを受容体としてγ-グルタミール-p-ニトロアニリドのペプタイド転移を触媒する.その結果生じたp-ニトロアニリンを比色定量する方法でDade社よりキット化されたγ-GTP測定用試薬を用いて検討を行ったのでその成績について報告する.
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