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文献詳細

雑誌文献

臨床検査18巻10号

1974年10月発行

文献概要

日常検査の基礎技術

酵素の初速度分析

著者: 荒木仁子1 山本妙子1

所属機関: 1東京女医大・臨床中央検査科化学部

ページ範囲:P.1125 - P.1132

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酵素はタンパク質性の触媒で,体内のほとんどすべての化学反応は酵素によって触媒されている.生命現象の本体は酵素反応であるとさえいわれ,臨床化学検査でも数多くの酵素の活性測定が行われているが,従来のend point assayに対し,最近では活性測定を初速度分析で行う傾向が強くなってきた.そのための装置も種々市販されるようになり,国際生化学連合の勧告もあって,今後ますますこの方法が普及するものと思われる.ここでは主としてLKB8600酵素反応速度測定装置による方法を解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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