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文献詳細

雑誌

臨床検査18巻6号

1974年06月発行

Senior Course 細菌

喀痰の検査法

著者: 三輪谷 俊夫1 吉崎 悦郎2

所属機関: 1阪大微研・細菌血清学部 2国立大阪病院検査科

ページ範囲:pp.700-701

文献概要

 喀痰は主として呼吸器系気道粘膜のいろいろな部位から分泌・排泄され絨毛上皮細胞の働きによって喀出されるもので,生理的な分泌物のほかに炎症,うっ血,組織破壊などによる病的成分や外界から吸入した異物などを含有する.正常な健康人でも,気道よりの分泌物は相当量にあるが無意識に嚥下され,意識して喀出される痰の量はほとんどないのが普通である.なんらかの原因によって気道粘膜上皮が刺激されれば粘液の分泌は亢進され喀痰の量は増加する.前号で述べた尿所見の重要性と同様に,喀痰の肉眼的,顕微鏡的所見は呼吸器系疾患の診断上重要な指針となるので検査する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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