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カラーグラフ
パラフィン切片におけるHBs抗原の染色法
著者: 志方俊夫1 鵜沢輝子1
所属機関: 1東大医学部病理
ページ範囲:P.578 - P.579
文献購入ページに移動HB抗原の組織内での染色には従来螢光抗体法が用いられていた.そして肝細胞内でのその局在についてはいろいろ議論があったが,最近はHBc抗原(B型肝炎コア抗原)は主として核内に,HBs抗原(B型肝炎表在性抗原)は細胞質に存在することがほぼ決定的になった.ところでHBs抗原はそのタンパクの特異なアミノ酸組成から,パラフィン切片で種々の色素による染色が可能である.いろいろな方法で染まるが,我々が試みた範囲では次の3種類の染色法が良いようである.(590ページ参照)
1.オルセイン染色(志方・赤塚・鵜沢法),2.アルデヒド・フクシン染色
1.オルセイン染色(志方・赤塚・鵜沢法),2.アルデヒド・フクシン染色
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