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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻6号

1975年06月発行

文献概要

検査機器のメカニズム・42

定電圧装置

著者: 今田俊明1 宇都宮敏男1

所属機関: 1東大工学部電子工学科

ページ範囲:P.668 - P.669

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 一般に電子装置を用いる時には,直流電源(電圧の周期的変化のない電源;電池など)を用いることが多い.交流電源(家庭の電気がこれで,1秒間に50回または60回の周期的電圧変化がある)を整流して(周期的電圧変化をなくして直流にすること),直流電源として用いる場合,使用状況によって,その電圧がいくらか変動することがある.電子装置のなかには,直流電源が安定で,その電圧が一定に保たれていないと,うまく働かないものが多い.そのため,電圧変動のある直流電源に,その電圧変動をなくして,常時一定の電圧を供給できるような装置を付加する必要がある.その装置が定電圧装置である(安定化電源とも呼ばれる).図1は,定電圧装置を使って,電圧を電子装置(負荷)に供給するようにした回路である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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