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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻6号

1975年06月発行

文献概要

Senior Course 血液

—検査室からみた血液疾患の特徴—白血球増多症

著者: 松原高賢1

所属機関: 1熊本大中検部

ページ範囲:P.676 - P.677

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 白血球数が1万を越したら確実に白血球増多症といえる.白血球の増加には他疾患に伴う反応性のものと自律的非可逆的なものすなわち白血病とがある.通常白血球増多症と呼ぶのは前者であり,本稿においてもこれについて述べることにする.いずれの種類の白血球も程度の差はあれ外来の刺激に反応して増減するのであるが,白血球数を支配するような大きな変動を示すのは好中球のみである.したがって特別の場合を除けば白血球増多症即好中球増多症である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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