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オートアナライザーSMA12/60およびジェムサック高速分析装置による自動分析法—酵素による血清総コレステロール定量法の検討(Ⅱ)
著者: 宮原洋一1 中村美好1 安田美知子1
所属機関: 1鳥取大病院検査部生化学
ページ範囲:P.739 - P.742
文献購入ページに移動(1) SMA12/60法の試薬消費量は1件当たり1.2mlで,測定前の洗浄ロスを考慮しても用手法より経済的であった.
(2)ジェムサック高速分析装置による反応速度分析は不可能であったが,0.7mlの試薬で15分のエンドポイント分析が良好な成績であった.
(3)直線性はSMA12/60法で600mg/dlまで,ジェムサック法で900mg/dlまで確認した.
(4) SMA12/60法における前試料の残存率は+3.0%,−3,1%で,基線および呈色記録図にノイズはみられなかった.
(5)2つの自動分析法の再現精度は,CV1.7%以下であった.
(6) SMA12/60に適用した本法(y)と,SMA12/60原法(x)の相関関係はr=0.976,y=1.08x−10と良好であった.
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