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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻8号

1975年08月発行

検査機器のメカニズム・44

水道メーター

著者: 高畑光雄1

所属機関: 1(株)金門製作所・中央研究所水機器研究室

ページ範囲:P.888 - P.889

文献概要

 現在使用されている水道メーターには非常に多くの種類があるが,その測定原理より推測式と実測式に大別できる.従来わが国で使用されている水道メーターのほとんどが推測式であり,その測定原理は流れている水の速度により羽根車が回転し,この羽根車の回転速度が流れている水の速度に比例すること,すなわち羽根車の回転数が通過水量に比例することを利用し,羽根車の回転数を機械的に数えて水量を知るものである.
 推測式水道メーターにはその構造により,接線流羽根車式,軸流羽根車式,ベンチュリー管分流式などがある.一般家庭に使用されている口径13〜25mm程度の水道メーターのほとんどは接線流羽根車式であるので,ここではこの測定原理について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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