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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻9号

1975年09月発行

文献概要

総説

骨髄穿刺の検査

著者: 寺田秀夫1

所属機関: 1聖路加国際病院内科,臨床病理科

ページ範囲:P.931 - P.938

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 骨髄穿刺検査は日常の臨床において,特に血液病の診断,治療の効果,経過の観察に欠くことのできないものである.
 しかし一方この検査は患者に対し,不快感と痛みを与え,検査を厭がる人も少なくない.キシロカイン注射による最初の痛み,穿刺針が骨質を通る時の圧迫感,また吸引の際の陰圧による瞬間的な鋭い疼痛などは,神経質な患者に対しては,かなりの心の重荷と不安感を与え,術前数目前から不眠を訴える場合も珍しくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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