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文献詳細

雑誌文献

臨床検査19巻9号

1975年09月発行

文献概要

日常検査の基礎技術

125Iを用いたRIの手技

著者: 高木康史1

所属機関: 1ダイナボット・ラジオアイソトープ研究所アッセイラボ事業部

ページ範囲:P.999 - P.1006

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 パラメディカルの仕事と研究に従事する者にとって,正確な診断資料を作成することは義務であり,更に喜びであるかと考える.I−125を用いるRI検査の多くのものは生化学検査その他の日常検査では説明できない病態を早期に,確実につかまえることができる最新の技術である.放射性同位元素を使用するので少しく困難なところがある,病院内で最も上手にピペット類を操作できる検査技師,夏に血液や血清の性質を知り血清反応の知識を十分に持っている検査技師が,この技術を管理するべきであると私は確信している.
 例えば血中インスリンを検査できれば経口糖尿病薬による医事紛争など起きないし,その他各種内分泌ホルモンの測定(RIを用いる)が医療上絶対に必要なので検査技師諸君がこの分野に進出するのは医療を進歩させるために大きな戦力となることを強調しておきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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