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病理組織標本のつくり方のこつ Ⅱ.パラフイン切片の薄切と貼付け
著者: 太田邦夫1 望月孝規2
所属機関: 1東京医科歯科大学 2東大病院臨床検査部
ページ範囲:P.195 - P.202
文献購入ページに移動① Jung型ミクトームでは,先ずブロツクを支持台のブロツク架に固定する。メスは取つて置いた方が安全である。ブロツク固定の方向のよつて切れ味に優劣があるが,組織片の一辺がメスのはじめてあたる線と並行しているのはよくない。むしろメスの進行方向と並行しているのがよい。支持台はブロツクをしつかり固定したのちも,縱軸,横軸に回転し且つ上下にうごくから,これらのネジを先ずしつかりしめておく。
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