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研究
喀痰中結核菌の分離培養における雑菌の発生とアクリフラビンの影響
著者: 寺山和夫1 橋本正代2
所属機関: 1阿東町立三谷診療所 2国立松戸療養所(研究検査科)
ページ範囲:P.309 - P.314
文献購入ページに移動緒言
喀痰中結核菌の培養法は陽性率の向上,集落発生の迅速培地汚染の防止の3点から種々の改良が行われている。雑菌の発生は喀痰均等化の不充分と前処理法の不適当ということが培地の種類と共に重要な原因である。現在通常用いられている小川培地に発生する雑菌を検査し併して喀痰中結核菌の検出及び雑菌の阻止に対するアクリフラビン(Af)の影響を観察した。
喀痰中結核菌の培養法は陽性率の向上,集落発生の迅速培地汚染の防止の3点から種々の改良が行われている。雑菌の発生は喀痰均等化の不充分と前処理法の不適当ということが培地の種類と共に重要な原因である。現在通常用いられている小川培地に発生する雑菌を検査し併して喀痰中結核菌の検出及び雑菌の阻止に対するアクリフラビン(Af)の影響を観察した。
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