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文献詳細

雑誌文献

臨床検査2巻7号

1958年07月発行

文献概要

技術解説 血清混濁反応

C. C. F.

著者: 白戸四郎1

所属機関: 1伊豆逓信病院臨床検査科

ページ範囲:P.406 - P.409

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 C. C. F.は別名Hanger Testと言われる如くHangerによつて1938年に報告され,爾来優れた肝機能検査法の一つとして特に欧米に於いて広く一般に行われている。我が国に於いては戦後阪大の木谷,山口医大柴田等によつて紹介され,又住友化学よりアンチゲンが発売されるようになつてかなり普及しているようであるが,その評価は必ずしも一定していない。非常に優れた検査法であると言われ乍ら他面成績が不安定であるとも言われる。
 私はここ数年来本検査に興味を持ち文献を調べると共に当院に於いても多少の検討を加えて居るのでその梗概を御紹介したいと考える。言う迄もないことであろうがC. C. F.とはCephalin-Cholesterol Flocculation Testセフアリン・コレステロール絮状反応の意味である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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